代表挨拶
にじいろグループ代表 吉野多恵子と申します。
この度はご縁がありまして、にじいろ下安松の開設に至りました。大変有難く嬉しく関わって頂いた皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
私は看護師として、生死と関わる仕事に従事してまいりました。看護師の仕事は私にとって、とても尊い経験を与えてくれました。とある日、友人からの誘いでグループホームのお手伝いをすることになります。
障がい者の皆さんのことをあまり深く知ることもなく飛び込んだのですが、食事を作ったり洗濯の手伝いなど身の回りのお世話をしたりすることが楽しく感じたのです。そこは普通の家庭と変わらないような空気が流れており、暖かな雰囲気に感銘を覚えました。障がいを持つ方たちには、泣いたり笑ったり怒ったりと、感情が表出できる空間がとても大切な事と再確認し、私もこんな暖かな空間を提供できる人間になりたいと思うようになりました。
また、動物の保護活動にも感心があった事で、ペット共生型グループホームをかかげました。このような共同生活援助の存在はこれからの時代にとって、大変重要な存在になっていくことと考えております。どうぞ皆さん、一人で抱え込まず、私共に委ねてみて頂けませんでしょうか?完璧にとはいかないこともあるかとは思いますが、より豊かな毎日が過ごせるよう私共は支援していきたいのです。